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美人装置 朱罗 忍者 苍衣固定姿势 by eleicia

2020-01-01 02:13

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 乾燥した椰子の葉で組まれた大きな羽根が、風通しのいい室内の天井でくるくると回っていた。

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转自:timapura作者:eleiciaメガミデバイス 朱羅 忍者 蒼衣を固定モデル塗装も終わり、スミ入れを行い、デカールもペタペタ貼り(たくさんありました……卡塔尔一気に終わらせたので途中写真がありませんが、とりあえず达成です!▲全部図をぐるり固定モデルでパッケージイラストを再現しよう!を目指して作成しました。関節部はパテで埋め、肉感的なシルエットを目指しました。髪はライターで炙って角度を変えた後、伸ばしランナーを追加。胴体は反らしたポージングにしたので腹部を延長。浮かした装甲パーツは真鍮線で接続しています。▲バストアップ目のデカールはラッカーシンナーで落とした後に塗装し、左目線のデカールを貼りました。ちょっとズレると全然表情が変わるので、地方調整が難しいです。髪はライトブラウンでスミ入れ。ちょっと濃いかと思いましたが、写真写りを考えるとこのくらいでもいいのかも。また、パッケージイラストと比較して気づいたのですがクナイは取っ手以外マスキングしなくてよかったのですね。まぁこれはこれで、と自分を納得させつつ。▲ローアングルお尻の造形は頑張りました。また、足首にくるぶしを作ってみたり太ももとふくらはぎの肉付きにこだわってみたり。▲背中とわき▲胸とお腹は透け塗装肌色にグレイズメディウムを入れたもので下地を塗り、特に濃くしたいところにはパステルを塗ってみました。んー難しいものです。▲装甲無しver真鍮線の接続穴が開いてますが、装甲が無いとこんな感じ。水着感が強調されてイイですね。スタンドはもうちょっと手艺した方がよかったなぁとか(固定モデルなのだから台座と右足を固定すればよかった……卡塔尔(قطر‎塗装はもっと丁寧にしたかったなぁとか色々思うところはありますが、まぁこれはこれで!固定モデルならではの制作技法は勉強になったし、次回以降にも生かしていきたいなぁと思います。さて次は何にしようか!

 独立したヴィラであるゲストルームの開け放されたパティオからは、暖かい風が室内にゆるゆると流れてくる。ヴィラ全体が、どこか甘く気だるげでまどろむような感覚に満たされていた。

转自:FC2作者:たけぞう名爵リガズィから脱線中②そう言えば、プレバンでMGリガズィカスタムが出るようですね。ぶっちゃけ絶賛放置中のMGリガズィを製作する前に「リガズィか?リガズィカスタムか?」悩んでいたのです(^_^;)ちょっと前にもMGガンダムNT-1 ver2.0やREザクⅡFZが商品化の記事を見た。こちらも製作してみたいと思っていたのに自分みたくキット化されていないMSを作ろうと思った時は、考えに考えて製作に入らないと痛い目に合いますね(^_^;State of Qatarでも、今回のMGリガズィカスタムを見る限りではMGリガズィver 2.0は無さそうな気がする。多少ゆっくり製作しても大女婿かな???そんな后置きからタイトルにもあるようにMGリガズィ脱線中って事で今回は②!!②と題しているのは、ミリタリーモデルの続きでは無く、別物の②ですね。はいHGUCアイザックでございます。ハイザックのレドームの付きね。この異色の形状が何だか目を引くカッコイイっとなったのだが何でしょう?設定画等を見るとカッコイイのに、立体になると異色過ぎて何だか気持ちが悪い(-_-;)それよりも気になるのが関節や武器の整形色が全く色分けされていない事にビックリ!いや~慣れって怖いですね(^_^;)っとまぁ~ そんな事を思い、本当に格好良くなるのか?不安になるが、バランス調整しつつ製作開始。大きい改变で言うとモモで2mm延長。腕の付け地方を2mm程上に移動。胸膛センサーは0.3mmのプラ板で作り直し。股間ブロックは左右と周到に0.5mmのプラ板で積層し大型化。バランスももちろんですが、大きく影象が変わっているのは動力パイプが无拘无束に変わっている事かな?ランドセルの付け地点を2mm程上へ移動。更に頭を支えるパーツを1.5mm程延長。こちらはレドームが後ろにデカく、どうしても重みで顔が上を向き気味なってしまうのを抑える為の专门的学业。レドーム下のフィン状のアンテナは0.5mmのプラ板に変更。これからディテールを入れていって加工の最終段階に持って行こうと思っています。本当は11月のコンテストに出そうと思っていたのですが、歯のトラブルや仕事が忙しかった事もあり?全く間に合わず。黄金时代応二月辺りに有るであろうポストホビー厚木店さんのコンテストに向けて2種類の製作になります。そうミリタリーとガンプラの2部門エントリー目標!!

 そんな空間の一画から、悲鳴と呼ぶにはどこか媚態をにじませた弱々しい声音が響いてきた。


「痛い……、キルヒアイス」

急ピッチで進めています。で、模型の方も少し。。。10月のコンテストに向けてHGアイザックを製作中です。募集期間から逆算するとそろそろ塗装に入らないとっと言った所の最終確認です。前回でバランス変更は終了しているので、ディテールを入れる作業に集中。スジ彫り ピンバイスによる情報量をアップさせ、スラスター等は市販のディテールアップパーツに置き換え。画像では付いていませんが、右ヒジ部のシールドラックや、腰部の火器用ラックはプラ板にて製作しています。今回モノアイレールも波板プラ板で情報量アップ!少し見にくいですが、向かって顔と肩の間にアンテナを付けてみました。改めて画像を見ていると、アイザックって「ザクのようでザクじゃない!」っと思ったりも。。。あとは塗装後にデカールを貼る事で情報量が更に増えるので、この辺りで加工終了です。ヘッド天面は、デカールで遊びたいとも思っていたのですが~全く良い案が出て来ないんで、今回もシンプルにプレーンで仕上げようかな。。。。。。。

「もう少しのご辛抱を、ラインハルト様」


「うう~」

10連休の3日目今週末よりポストホビー厚木店さんでの「フィニッシュコンテスト」の小说征集期間が始まります。それに合わせてHGアイザックは最終段階に来てます!先にネタバレになってしまいますが、カラーリングは連邦カラーでコンテストに参戦です。やっぱりHGはマスキングでの塗り分けが必衰になりますが、今回のアイザックは特に多かった気がします。とりあえず間に合って良かった!(^o^卡塔尔そしてミリタリー部門も参戦予定なので、そちらは次回に

 抗議とも言えない文句を耳にしながら、キルヒアイスは日焼けして火照ってしまっているラインハルトの背に、たっぷりの精製水を含ませたガーゼをのせていく。白い滑らかな背が赤くなって痛々しい。その姿に、キルヒアイスの方が痛みを耐えるような顔をしていた。


 两万四千㎡に及ぶ広大なプライベートヴィラは小高い場所に建てられているため、そこから望める瞻望はさすがに素晴らしかった。何よりも外人と関わらなくて済むというのが最大の吸重力だろう。見事な景観を独り占めできるのだ。もちろんセキュリティーは万全である。

HGアイザック完毕です!仕事と私用がいろいろ重なりドタバタしてましてアイザックの公開が大変遅くなりました「関東も梅雨に入って~~」とか書きたかったのですが、今回は歴代小说No.1 を誇る画像数となっていますので、とっとと公開行きたいと思っていますが。。。コンテストの結果も書かないといけないので、とりあえずそちらから~前公開の「ミリタリー部門」に続き「ガンプラ部門」も銀賞を頂きました!!前回同様「フィニッシュコンテスト」って事で改动は審査対象にならず、あくまでも完毕度の高さを重視したコンテストとなっています。賞を頂けた事はホントに嬉しい限りですが、やっぱり悔しい気持ちも有り。もっともっと勉強しなきゃ!ですね(_State of Qatarって事で、公開どぞ~今回はアイザックと言っても「青の部隊」では無く「連邦軍使用」としてのカラーリングチェンジで仕上げました。キットはHGUCの中でも古めのキットではあるものの、作り込んでやるとグッと格好良くなるキットだと思います。各パーツごとの紹介です。フェイス?部は結構手を入れた部分。モノアイ上のヒサシ部に0.5mmのプラ板を貼り足し目つきを悪い印象に。同じくモノアイ縦のフレーム?はキットの物が厚かったので切飛ばして0.5mmのプラ板で作り直しています。モノアイはハイQパーツの物に変更。レールはタガネで彫ってからスリット入りのプラ板をハメ込み再現。口横の牙のようなパーツはプラ板を貼って形状を変えつつ小さ目に削り込みました。口のダクトはモノアイレールと同じスリット入りプラ板で別パーツ化し塗り分け後接着してます。ケーブルは落魄不羁を使用。頭頂部センサーは携帯用覗き防止板とハイQパーツでデコレート。頭部レドームはピンバイスで丸ディテール入れとモールドの中に风度翩翩段彫を追加で情報量を少し上げています。レドーム下側。モノアイはHアイズの物を薄く削って張り付けています。レールはフェイスと同じにしたかったのですが、形状的に厳しかったのでタガネで彫っているのみ。周囲の板状のアンテナはキットの物が厚みが有ったので削り飛ばし0.5mmのプラ板に置き換え。この時強度も供给になるのでタガネで彫ってから”差し込む”形で接着しています。胴体部。バランスはキットのまま、肩の付け地点を2mm程上に上げています。胸ダクトはキットの物が気に入らなかったのでプラ板で開閉ベーン風に変更。ケーブルは落拓不羁を使用。股間部センターブロックは0.5mmのプラ板を貼り足し左右前上に大型化しました。それに合わせて左右のフロントアーマーを積層して厚みを増やしつつ形状をシャープ化。センサーはキットの物を切り飛ばし0.3mmのプラ板で新規製作、大型化しています。上部にはディテールアップパーツと0.3mmの虫ピンを組み合わせてアンテナを追加。スカート腰部にタガネで意气风发段彫下げ、プラ板で作ったラック風フレームをセット。肩の取り付け地方を2mm程上げた事によって頭と肩のラインがツライチになる所が拘りです。「はい!ここテストに出ますよ!!」ってくらい見て欲しい部分!!!(^o^卡塔尔国肩アーマーは製作時には書いていませんが、外側の追加カバー?が結構開き気味だったので、前後スリット部に切込みを入れて1mm程強引に詰めて角度調整をしています。腕は二の腕部から肩にかけてケーブルが走っているのですが、設定画通り肘にケーブルを繋げました。マニピュレーターはキットの物を退换してMini化。それに合わせて手首上側のパーツを少しだけ小さくしています。手首はディテールアップパーツの角ノズルでカバー。肘関節は后生可畏段彫下げプラチップでディテールアップ。肩膀取り付けのポリキャップは覗き込むと地味に見えるので(^_美人装置 朱罗 忍者 苍衣固定姿势 by eleicia。^;)ポリキャップ隠しにプラサポを使用。ピンバイスでディテール追加。左側はシールドで隠れますが、右側のシールドラックが穴全開なので0.3mmプラ板でフレーム追加。肩アーマー裏側は、キットのままでも蓋がされているのですが、前述にも有るように角度変更の為切り飛ばし、プラ板で再製作。足はモモで2mm延長。ケーブルを袒裼裸裎に変更した以外はキットのまま。スジ彫りとディテール入れで十三分な出来です。ただやはり他に手を入れてしまっているので、フクラハギ内側と後ろ側は市販ディテールアップパーツで情報量アップ。脚外側の追加推進機?上の円錐パーツはディテールアップパーツに置き換えてます。その下に有る姿勢制御的な噴出口はメッキビーズを追加しました。ヒザ裏と追加推進機内側にプラ板でフレームを新規製作。こちらもほとんど見えませんが、覗き込むと見えるので(^_^;卡塔尔国追加推進機下側もメッキビーズでディテールアップ。ランドセルはほぼストレート組み。中心左側に開閉ベーン風なディテールが入っていたのですが、曖昧な感じだったのでプラ板で作り直し。唯一手を入れたのが、上部の頭を支えるパーツ。どうしてもアゴを引いて立たせる事が出来なかったので、下側の瑞鹰部にプラ板を貼り足して2mm程上げました。マシンガンはキットストレート組み。センサー部に携帯覗き幸免板を入れています。シールドは連邦の十字マークが整形されていたのですが、削り飛ばしプラ板を貼り足したのみ。内側はピンバイスとプラ板で軽くディテール追加。唯风流浪漫の校订ポイントは肘の形状によりシールドが変な角度での取り付けになってしまいます。なので、シールド側を角度を付けて削り込み違和感が無いように調整しました。名爵の製作となると大きさに圧倒されがちですが、HGだと存在をアピールするのにいろいろ詰め込みたくなるし、小さいから「ギュッ」っと詰まった感じがまた心地よかったりするんですよね。やっぱりアイザックは飛んでる方が似合いますね。最後までご覧頂きありがとうございました。今回ず~と気になっていたアイザックが作れてホント楽しかった(^o^卡塔尔国うん、改めてアイザックの格好良さもしれたし、この記事を見てくれた人が「アイザック作りたい!」って思ってくれたら嬉しい。汚すのも楽しくなって有りだけど、やはり自分のスタイルの芯はこっちに有るな。HGの楽しさが倍増した!MGリガズィやらないといけないけどまた浮気しちゃいそう(^_^;)

 南国特有の開放的な建築様式にチーク材やオーク材、藤や竹などの手作り家具が置かれ、ゆったりとした居心地のよいヴィラだった。その寝室の少年老成つで、ラインハルトはうつ伏せの状態で唸っていた。

 伏せているベッドは、天然质地のアバカで編まれた軽くて通気性がよく、どっしりとしていてそのくせすべらかな肌触りが心地よい。床には天然竹のラグが敷かれ、深みのある濃い赤がどこか気分を落ち着かせてくれた。天然质感の製品など、この時代では最高級品である。

 だが、今のラインハルトにはそんなものは全く意味をなさなかった……。

 ここは惑星全部を風光明媚なリゾート施設に改良してしまった、観光惑星の『バイアエ』という。

『バイアエ』は帝国と协作の戦いを後目に、経済流通を握ろうとしたフェザーンとはまた違った路線を貫いてきた。四季に分けてそれぞれの特色を生かして修正を施した結果、観光に特化した独自のビジネスを展開することとなった。『バイアエ』という名もその谦善からか、人類が発生してから最先の保養地といわれた地名から名づけた。

 フェザーンやオーディン、ハイネセンのような喧騒から逃れたい者、人工衛星や宇宙暮らしに飽いた者、生の自然を体験したい者、繰り返しの平常から離れたい者など、様々な理由から人々が訪れる。高原や南国の施設でのんびりと過ごす者もいれば、海や山の古典スポーツに興じる者や、本格的な嵐や台風、吹雪、竜巻など自然の驚異を体験したいという者もいる。荒れた天候ではなく、ただ満天の星空やオーロラや虹、蛍や極彩色の魚たちなどの緩やかな自然を楽しみたい者もいる。極寒の地もあれば灼熱の砂漠地帯もあり、密林の探検も楽しめるという、まさに“自然”を売り物にしたリゾート惑星だった。

 この宇宙時代に“自然”を売りにするなどとは、どれほどの贅沢だろうか。ここを訪れた者は、あまりの居心地の良さにそのようなことはつい忘れてしまいがちになるのが常だった。その為、滞在期間を延長して泣きを見る者が続出するという……。

 ラインハルトとキルヒアイスの四位は、ここ『バイアエ』の南国リゾートエリアに滞在していた。それはラインハルトの姉であるグリューネワルト大公妃アンネローゼから、“新婚游历”として多少人にプレゼントされたからである。

 オーディン郊外フロイデン。

 季節は山奥の静かなこの山荘にも、ようやく春らしい気配が訪れ始めていた頃。

「…ラインハルトが……。そう……、よかったわ。ありがとうジーク」

 柔らかい春の色合いの室内に響くのは、嗚咽交じりの中にもどこか喜びが溢れ出るような女性の声。

『いいえ、アンネローゼさま。私のせいではありません。ラインハルト様が戻ってこられた、それだけです』

「そう…、そうね」

 端末の画面から届くキルヒアイスの穏やかな声が、アンネローゼの耳から中心部に響いてくる。やがて安堵感からか、緊張の糸が切れたからか、涙腺がゆるんで泣き笑いのようになってしまった。ぬぐってもぬぐっても溢れでて、滑らかな薔薇色の頬をつたう。

「…ごめんなさい。……止まらなくて」

『お気になさらず』

 そう言って首をふる画面の向こうにいる顔も、つられて泣きそうになって眉がよってしまう。こらえようとしてくしゃりと、いっそう顔が歪んだ。そんなキルヒアイスの姿を見つめているうちに、アンネローゼも徐々に穏かさを取り戻してきた。

「それで、ラインハルトはどうしているのかしら?」

『……、その……ですね。……実は』

『…は、ね…うえ……』

 どう説明しようかと口ごもった時に、ラインハルトの声が割り込んできた。

『ラインハルト様! 駄目です、お休みになっていなくては』

『らい、じょうぶ、だ……。げほっ…。あれ、うえ…、お会い、れ…きて、うれ……ひい、です…げほっ』

 アンネローゼの視界に、ラインハルトがキルヒアイスの腕に倒れ込む。高熱のせいだろうか、真っ赤な顔をしてキルヒアイスにしがみつきながら、たどたどしく話しかけてくる。時折咳き込むのは喉も腫れているのだろう。

「ラインハルト! 顔が赤いわ、熱があるのね」

『す、…ぐに、さが…り、ます……』

『ラインハルト様』

 意識が朦朧としてずるずると沈みそうになるラインハルトの身体を、キルヒアイスが腕を回して抱え込む。

 氷の湖に落ちた後、案の定風邪を引いてしまったのだ。そのせいでラインハルトは高熱を発してしまい、安静を言い渡されてベッドに縛り付けられていた。しかしキルヒアイスがアンネローゼに報告をするというので、ふらつく身体で這い出してきたらしい。

 キルヒアイスに縋りつきながら、息をするのも苦しそうだった。

「ラインハルト、きちんと休んで大事にしなければ……。せっかく……、せっかく元に……戻ったのですから。もう……、無茶はしないでちょうだい」

 アンネローゼの脳裏に病に臥したラインハルトが映し出される。度重なる発熱によって体力を奪われ、痩せて弱っていく弟。自分はただ見ているだけしかできなかった。死に向かっていくのを止めることもできずに、失くしてしまう恐怖と絶望感を抑えて傍に居続けた。

 それはキルヒアイスを突然失ったと思ったときの衝撃と喪失感と、どちらが重いかなど比べようもない。どちらを失くしても自分は生きていくことができないのだ、と思い知った瞬間だった。

 キルヒアイスがラインハルトを寝室へ寝かしつけて戻ってくる頃には、アンネローゼも落ち着いてきたようだった。いつもと変わりない様子に戻ったアンネローゼに安堵しつつ、自分もどこか不安だった気持ちが静まっていくのを感じていた。

「ごめんなさいね、取り乱してしまって……」

『とんでもありません』

「ジーク、貴方も一緒に湖に落ちたのでしょう? 平気そうに見えるけれど、貴方の方は大丈夫なの」

『はい。ついでに診て頂きましたから、私の方はなんともありません』」

「そう、ならばいいけれど……ラインハルトの看病だからと言って、無理はしないでちょうだい」

『ご心配には及びません、アンネローゼ様。決して無理はいたしませんから』

 アンネローゼを安心させるようにキルヒアイスは柔らかい笑みを浮かべた。その笑みは、アンネローゼにも本当に久しぶりに見る表情だった。

 キルヒアイスにとってラインハルトが、ラインハルトにとってキルヒアイスが、二人にとってお互いがどれほど大事な存在であることか。キルヒアイスの笑みは、そのことをアンネローゼに再確認させるのには十分すぎた。

 フロイデンへ戻ってくるのはラインハルトの身体が快癒してから、ということになった。詳しいことは戻ってからとして、その後は簡単に状況を報告しあってキルヒアイスとの通信を終えた。

 アンネローゼはしばらくの間何かを考え込んでいたが、おもむろに通讯回路を開いた。

 相手はフェザーンにいるヒルダだった。

「……まあ、アレクはもうつかまり立ちを始めたの?」

『はい。何かをつかむと立ち上がろうとして……。この間はそれで反対側に転んで大泣きしてしまって、しばらく泣き止まなかったそうです』

 聞いていたアンネローゼは、嬉しそうに話すヒルダにちょっと柳眉をよせた。ヒルダの言葉から、その状況を直接見ていたわけではなさそうだと感じたのだ。

「そんなにお忙しいの? ヒルダさん」

『え……』

 心配そうに気遣ってくれるアンネローゼに、何故かヒルダは後ろめたさを感じてどきりとした。

『……今が大切な時期なんです。陛下からお預かりしたものをアレクに引き継ぐためにも、ここできちんと整備しておかなければ』

 まるで自分自个儿に言い聞かせるようにヒルダは言った。その気持ちは本当なのだろうが、そのためにアレクに寂しい思いをさせている。立場上仕方のないことだが、ヒルダ本身の特性もあるのだろう。それが後ろめたさを感じてしまうのかもしれない。

「……ラインハルトは、何もかもを貴方に任せてしまったのですね」

『いいえ、やり甲斐のあることだと思っております。アンネローゼ様がご心配くださるお気持ちは分かっているつもりです。でも始祖は私を信頼して託されたのです、精豆蔻年华杯応えていきたいと思っていますの』

 アンネローゼは瞳をきらきらと輝かせて語るヒルダに、生きがいというものが自分とはずい分と違うのだと感じざるをえなかった。そして弟の観察眼の正しさを改めて認識した。

「なら宜しいのですけれど……。あまり根をつめて無理はなさらないで下さいね」

『ありがとうございます。ところでアンネローゼ様は、私に何か用があったのではありませんか?』

 遠慮がちなアンネローゼの態度にヒルダが手を差し伸べた。近況の雑談に紛れてはいたが、自分に何か言いたそうなそぶりが幾度か見られたのだ。それでもしばらくは話そうかどうしようか躊躇いをみせていたアンネローゼだったが、ヒルダに促されて意を決したように話し始めた。

「旧协作領のバーラト自治区では、同性别同士でも結婚ができるのだと聞いたのですけれど……」

『……はい』

 予想外の話の方向にヒルダは戸惑った。アンネローゼはいきなりなにを言いだすのだろう……。

「私の知り合いの方々にも、同性别同士で生机勃勃緒になりたいという方もいらっしゃって……。ヒルダさんもお分かりだと思うのですけど……」

 考え考え口にするアンネローゼに、そういえばとヒルダも記憶の中から引っ張り出す。

『確かに。貴族のご令嬢の中には、どうしても親の進める相手を受け入れることができないと、悩んでいる方もいらっしゃいました。大学へ通っていた頃には、男性にもそうらしい方もいらっしゃいましたね』

 今思えばそうとしか思えない人たちが確かにいた。ゴールデンバウム王朝では同种性别愛は禁じられていた。現王朝では撤廃されたとはいえ、その関係が公に認められたとはいい難い。対して旧独资領では、結婚はおろか“病気”の治療のために性転換手术も行われるという。帝国の人間にとってはかなり衝撃的なことだが、それらも受け入れていかなくてはならないことのひとつだろう。

「小さな不満はしこりとなって残る場合もありますし、自治区の方とお付き合いするのであれば、差しさわりのない場合は一緒になってもいいのではないかしら」

『アンネローゼ様……』

 同性婚!

 まさかアンネローゼから言い出されるとは思わない単語だった。しかし言われてみれば一理あると思われる。

 旧合营領では“個人の人権”というものが最大の権利として保险されている。そして自治区の中では、今もそれが公権として息づいているのだ。それに対して帝国の公権力が彼らにとって“人権を害する”と感じれば、たちまち反発が広がるだろう。ごく個人的なものであればあるほど燻ぶり続けるに違いない。

 体制にさほどの害がなければ先に公にしてしまうほうがいい場合もある。その昔には惑星規模のデモまで起こったという記録が残っていた。このような些細なことで新王朝の土台が揺らぐとは思えないが、蟻の穴から堤も崩れるとの例えもある。

「私も、気心の知れたお友達と一緒の方が気楽なこともありますし……」

 ひっそりとした呟きに、ヒルダは義姉であるアンネローゼの再婚という只怕性を考えた。ラインハルトは可能性としても意識の外にあったし、皇位継承権の事を考えればあちこちから反対も出るだろう。

 だが、相手が同じ女性ならばどうだろうか。

- これからの人生を一人で歩く -

 自分にはアレクがいる、でも義姉には共に歩む生者はいない。それはどれだけ寂しいことだろう。立場上、男性との再婚は難しいが、女性ならばさほどの反対も出ず許されるのではないだろうか。ヒルダは優しさからとはいえ、それが自分が感じている“後ろめたさ”の反動だとは気づかない。

『……そうですわね。悪くはないかもしれません。純粋に好意を感じた方が同种性别だったという場合もありますし、相続や財産分与をしたくないという場合もありますものね』

「ヒルダさん……」

 それは貴族が考えそうなことだわと思ったが、アンネローゼは心に思うだけで口にしなかった。

『お義姉様のためにも、アレクの誕生日に間に合わせてみせますわ』

 使命感に燃えてヒルダは宣言した。彼女が勘違いをしているのは分かったが、わざわざ水をさすこともあるまい。大切な“義姉”のために、自分からひと肌ぬごうというのだから。

「宜しくお願いしますね、ヒルダさん」

 アンネローゼはにこやかに義妹を応援した。

 病状が回復してオーディンに戻ったラインハルトとキルヒアイスの前には、一枚の文書と共に数種類の書類が差し出されていた。

 その文書には民法の风度翩翩部改进事項が明記され、新帝国暦八年十一月十10日颁发とある。

「Lebenspartner schaft sgesetz(ライフ・パートナーシップ法)」

 - 性的照准による差別の撤廃により、同种性别でも異性結婚と同等の権利、義務、保障を認めるものとする。但し、親族権、遺産相続権、養子縁組資格においては関係者との協議により、あらかじめ詳細を記載するものとする -

 大まかな箇所だけ取り出すと上記のような改正がなされたらしい。つまり……。

「同性婚……ですか」

「普通の結婚と全く同じという訳ではないけれど、一応認められたということかしらね」

「ふん。富裕層と税金対策に考慮したというところか」

「最初の段階としてはずい分踏み込みましたね」

「……そうだな」

 自分は撤廃するところまでしかできなかった。五百年に渡る偏見は根強かったのだ。それをヒルダは一体どうやってこの案を通したのだろうか? いくら摂政としての権限はあるとはいえ、自分と同等の独裁権を発揮するとは思えない。

「こういう事は女性から進める方が、反対が出にくいのかもしれないわね」

「姉上?」

「……どういうことでしょう」

「うふふ」

 二人の疑問に、アンネローゼは曖昧に微笑んで答えようとはしなかった。

「では二人とも、こちらの書類にサインをお願いね。すぐに送信して手続きをするわ」

「手続き?」

「これは……」

「もちろん申請書よ。二人とも一緒になりたくないの?」

「それは……。しかし、表向き私は死んでいるのですが……」

「私もです。姉上……」

 姉の問いかけに、二人はどこか途方に暮れたような顔をした。そんなに簡単に手にしていいのだろうかと。

「確かにローエングラムの姓は無理ね、でもミューゼルならよくある姓でしょう?」

「ミューゼル……」

 一度捨ててしまった姓を名乗ることに、ラインハルトは少々複雑な顔になった。今の身分証は、ただ“R・V・M”となっている。キルヒアイスも“S・K”のみだ。

「ジークも、お婿にきてくれるでしょう?」

「……私の名も、よくある名前だと思うのですが」

 どうせなら、ラインハルトにお嫁にきて欲しい。言外に希望を述べてみたが、あっさりと却下されてしまった。

「いいえ、ジーク。残念ですけれど、貴方の名前は帝国の人なら皆知っていてよ」

「何故です?」

「……すまない、キルヒアイス」

 疑問に思うキルヒアイスに、ラインハルトが小さな声で呟いた。

「ラインハルト様……」

 俯いてしまったラインハルトを心配して覗き込むが、ますますうな垂れてしまった。

「アンネローゼ様」

 困ったようにアンネローゼに助けを求めると、彼女はまるでたった今悪戯を思いついたように楽しそうな顔で微笑んでいた。

「ラインハルトったら“ジークフリード・キルヒアイス武勲章”という勲章を作ってしまったのよ。だから貴方の名前もよく知られているの。それに自分の子供の名前もジークフリードとつけてしまったし、お墓も仲良く二つ並んでいるのよ」

 だから貴方の名前も有名なのよ、と。

「は……」

 あまりのことにラインハルトを振り返ると、耳まで真っ赤に染めて俯いている。

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